基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば,乳癌,子宮内膜癌)及びその疑い〔腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すおそれ。[8.2参照]〕【2.2】未治療の子宮内膜増殖症〔子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合がある。[8.2参照]〕【2.3】乳癌の既往歴〔乳癌が再発するおそれ。[8.2参照]〕【2.4】血栓性静脈炎,肺塞栓症又はその既往歴〔血液凝固能の亢進により,これらの症状が増悪するおそれ。[11.1.1参照]〕【2.5】動脈性の血栓塞栓疾患(例えば,冠動脈性心疾患,脳卒中)又はその既往歴〔[11.1.1,15.1.3,15.1.4参照]〕【2.6】重篤な肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.7】診断の確定していない異常性器出血〔出血が子宮内膜癌による場合は,癌の悪化あるいは顕性化を促すおそれ。[8.2参照]〕【2.8】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5.1参照]〕

効能・効果

更年期障害,腟炎(老人・小児・非特異性),子宮頸管炎,子宮腟部びらん,老人性骨粗鬆症。

用法・用量

1回0.1~1.0mg,1日1~2回経口投与。年齢・症状により適宜増減。老人性骨粗鬆症1回1mg,1日2回経口投与。症状により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

老人性骨粗鬆症:投与後6ヶ月~1年後に骨密度を測定し,効果が認められない場合は中止。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】血栓症〔長期連用により,血栓症が起こることが報告。[2.4,2.5,9.1.2参照]〕

投与期間制限

なし

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