クレキサン
CLEXANE

剤型一覧

  • クレキサン皮下注キット2000IU

製造販売元

サノフィ

一般的名称

エノキサパリンナトリウムキット
英語:enoxaparin sodium

販売名 / 薬価

クレキサン皮下注キット2000IU  / 681.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

2,000低分子ヘパリン国際単位0.2mL1筒

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

警告

脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により,穿刺部位に血腫が生じ,神経の圧迫による麻痺が現れるおそれがある。併用する場合には神経障害の徴候及び症状について十分注意し,異常が認められた場合にはただちに適切な処置を行う〔[8.1.1-8.1.3参照]〕

禁忌

【2.1】本剤(成分)・ヘパリン,ヘパリン誘導体(低分子量ヘパリン等)に過敏症の既往歴【2.2】出血している者(頭蓋内出血,後腹膜出血又は他の重要器官における出血等)〔出血が助長されるおそれ。[11.1.2参照]〕【2.3】急性細菌性心内膜炎〔血栓剥離に伴う血栓塞栓様症状を呈するおそれ〕【2.4】重度の腎障害(クレアチニンクリアランス30mL/min未満)〔[7.3,9.2.1,16.6.1参照]〕【2.5】ヘパリン誘発性血小板減少症(HIT)の既往歴〔HITが起こるおそれ〕

効能・効果

次の下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制/股関節全置換術,膝関節全置換術,股関節骨折手術。静脈血栓塞栓症の発症リスクの高い,腹部手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制。

用法・用量

1回2000IU,原則として12時間ごとに1日2回連日皮下注。

用法・用量に関連する使用上の注意

原則として術後24~36時間に手術創等からの出血がないことを確認してから開始。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー【11.1.2】血腫・出血〔国内臨床試験において皮下出血(3.7%),処置後出血(3.1%),消化管出血(0.1%)等,海外で脊髄硬膜外血腫,後腹膜出血,頭蓋内出血等の血腫・出血が報告。出血は,手術部位以外でも起こる可能性があり,致死的な場合もある。[2.2,8.3,8.5,9.1.1参照]〕【11.1.3】血小板減少(0.3%)〔免疫機序を介した血小板減少症とそれに伴う動脈血栓により,梗塞又は四肢の虚血が発現。投与後は血小板数を測定し,血小板数の著明な減少が認められた場合には,その後の投与を中止。[8.2参照]〕【11.1.4】肝機能障害,黄疸〔AST,ALTの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が発現〕

投与期間制限

なし

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