ゾレア
Xolair

剤型一覧

製造販売元

ノバルティス ファーマ

一般的名称

オマリズマブ(遺伝子組換え)キット(1)
英語:omalizumab(genetical recombination)

販売名 / 薬価

ゾレア皮下注150mgシリンジ  / 21,786.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

150mg1mL1筒

気管支喘息(慢性期・生物学的製剤)の関連薬剤

基本情報
最終更新日時:2024年9月4日13時41分

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)。季節性アレルギー性鼻炎(既存治療で効果不十分な重症又は最重症患者に限る)。特発性の慢性蕁麻疹(既存治療で効果不十分な患者に限る)。

用法・用量

〔気管支喘息・季節性アレルギー性鼻炎〕気管支喘息は1回75~600mg,季節性アレルギー性鼻炎は成人・12歳以上の小児1回75~600mg,2又は4週間ごとに皮下注。1回量並びに投与間隔は,初回投与前血清中総IgE濃度及び体重に基づき,次の投与量換算により設定。【1】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)≧30~100の場合,(1)体重(kg)≧20~40:75mgを4週間ごと,(2)体重(kg)>40~90:150mgを4週間ごと,(3)体重(kg)>90~150:300mgを4週間ごと。【2】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>100~200の場合,(1)体重(kg)≧20~40:150mgを4週間ごと,(2)体重(kg)>40~90:300mgを4週間ごと,(3)体重(kg)>90~125:450mgを4週間ごと,(4)体重(kg)>125~150:600mgを4週間ごと。【3】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>200~300の場合,(1)体重(kg)≧20~30:150mgを4週間ごと,(2)体重(kg)>30~40:225mgを4週間ごと,(3)体重(kg)>40~60:300mgを4週間ごと,(4)体重(kg)>60~90:450mgを4週間ごと,(5)体重(kg)>90~125:600mgを4週間ごと,(6)体重(kg)>125~150:375mgを2週間ごと。【4】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>300~400の場合,(1)体重(kg)≧20~30:225mgを4週間ごと,(2)体重(kg)>30~40:300mgを4週間ごと,(3)体重(kg)>40~70:450mgを4週間ごと,(4)体重(kg)>70~90:600mgを4週間ごと,(5)体重(kg)>90~125:450mgを2週間ごと,(6)体重(kg)>125~150:525mgを2週間ごと。【5】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>400~500の場合,(1)体重(kg)≧20~25:225mgを4週間ごと,(2)体重(kg)>25~30:300mgを4週間ごと,(3)体重(kg)>30~50:450mgを4週間ごと,(4)体重(kg)>50~70:600mgを4週間ごと,(5)体重(kg)>70~90:375mgを2週間ごと,(6)体重(kg)>90~125:525mgを2週間ごと,(7)体重(kg)>125~150:600mgを2週間ごと。【6】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>500~600の場合,(1)体重(kg)≧20~30:300mgを4週間ごと,(2)体重(kg)>30~40:450mgを4週間ごと,(3)体重(kg)>40~60:600mgを4週間ごと,(4)体重(kg)>60~70:375mgを2週間ごと,(5)体重(kg)>70~90:450mgを2週間ごと,(6)体重(kg)>90~125:600mgを2週間ごと,(7)体重(kg)>125~150:投与不可。【7】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>600~700の場合,(1)体重(kg)≧20~25:300mgを4週間ごと,(2)体重(kg)>25~30:225mgを2週間ごと,(3)体重(kg)>30~40:450mgを4週間ごと,(4)体重(kg)>40~50:600mgを4週間ごと,(5)体重(kg)>50~60:375mgを2週間ごと,(6)体重(kg)>60~80:450mgを2週間ごと,(7)体重(kg)>80~90:525mgを2週間ごと,(8)体重(kg)>90~150:投与不可。【8】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>700~800の場合,(1)体重(kg)≧20~30:225mgを2週間ごと,(2)体重(kg)>30~40:300mgを2週間ごと,(3)体重(kg)>40~50:375mgを2週間ごと,(4)体重(kg)>50~70:450mgを2週間ごと,(5)体重(kg)>70~80:525mgを2週間ごと,(6)体重(kg)>80~90:600mgを2週間ごと,(7)体重(kg)>90~150:投与不可。【9】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>800~900の場合,(1)体重(kg)≧20~30:225mgを2週間ごと,(2)体重(kg)>30~40:300mgを2週間ごと,(3)体重(kg)>40~50:375mgを2週間ごと,(4)体重(kg)>50~60:450mgを2週間ごと,(5)体重(kg)>60~70:525mgを2週間ごと,(6)体重(kg)>70~80:600mgを2週間ごと,(7)体重(kg)>80~150:投与不可。【10】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>900~1000の場合,(1)体重(kg)≧20~25:225mgを2週間ごと,(2)体重(kg)>25~30:300mgを2週間ごと,(3)体重(kg)>30~40:375mgを2週間ごと,(4)体重(kg)>40~50:450mgを2週間ごと,(5)体重(kg)>50~60:525mgを2週間ごと,(6)体重(kg)>60~70:600mgを2週間ごと,(7)体重(kg)>70~150:投与不可。【11】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>1000~1100の場合,(1)体重(kg)≧20~25:225mgを2週間ごと,(2)体重(kg)>25~30:300mgを2週間ごと,(3)体重(kg)>30~40:375mgを2週間ごと,(4)体重(kg)>40~50:450mgを2週間ごと,(5)体重(kg)>50~60:600mgを2週間ごと,(6)体重(kg)>60~150:投与不可。【12】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>1100~1200の場合,(1)体重(kg)≧20~30:300mgを2週間ごと,(2)体重(kg)>30~40:450mgを2週間ごと,(3)体重(kg)>40~50:525mgを2週間ごと,(4)体重(kg)>50~60:600mgを2週間ごと,(5)体重(kg)>60~150:投与不可。【13】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>1200~1300の場合,(1)体重(kg)≧20~25:300mgを2週間ごと,(2)体重(kg)>25~30:375mgを2週間ごと,(3)体重(kg)>30~40:450mgを2週間ごと,(4)体重(kg)>40~50:525mgを2週間ごと,(5)体重(kg)>50~150:投与不可。【14】投与前の血清中総IgE濃度(IU/mL)>1300~1500の場合,(1)体重(kg)≧20~25:300mgを2週間ごと,(2)体重(kg)>25~30:375mgを2週間ごと,(3)体重(kg)>30~40:525mgを2週間ごと,(4)体重(kg)>40~50:600mgを2週間ごと,(5)体重(kg)>50~150:投与不可。〔慢性蕁麻疹〕成人・12歳以上の小児1回300mg,4週間ごとに皮下注。

用法・用量に関連する使用上の注意

気管支喘息・季節性アレルギー性鼻炎:【1】投与量換算表に該当しない患者には投与不可。【2】投与中に大幅に体重が増加した場合,投与量換算表に基づいて投与量・投与間隔を再設定する。特に小児は成長に伴う体重の増加に注意。【3】血清中総IgE濃度による用法・用量の再設定は行わない。【4】症状の改善が認められた場合も,投与量換算表により設定された投与量を変更しない。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔気管支痙攣,呼吸困難,血圧低下,失神,蕁麻疹,舌浮腫,口唇浮腫,咽・喉頭浮腫等が発現。本剤投与後2時間以内に発現することが多いが,2時間以上経過してから発現することもある。また,長期間の定期的投与後においても発現することがある。[8.2,15.1.1参照]〕

投与期間制限

なし

気管支喘息(慢性期・生物学的製剤)の関連薬剤

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