フィルデシン
Fildesin

剤型一覧

製造販売元

日医工

一般的名称

ビンデシン硫酸塩注射用
英語:vindesine sulfate

販売名 / 薬価

注射用フィルデシン1mg  / 3,880.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

1mg1瓶

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に重篤な過敏症の既往歴【2.2】髄腔内〔[14.2.2参照]〕

効能・効果

次の疾患の自覚的・他覚的症状の寛解/急性白血病(慢性骨髄性白血病の急性転化を含む),悪性リンパ腫,肺癌,食道癌。

用法・用量

急性白血病,悪性リンパ腫成人1回3mg(0.06mg/kg),小児1回0.07~0.1mg/kg,1週間間隔で静注。肺癌,食道癌1回3~4.5mg(0.06~0.09mg/kg),1週間間隔で静注。以上,年齢・症状により適宜増減。1mg当たり1mLの割合で注射用水又は生理食塩液を加えて溶解後使用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】骨髄抑制〔汎血球減少,貧血,白血球減少(46.1%),血小板減少(11.3%),また,出血(0.4%)等が発現。[8.1,9.1.1参照]〕【11.1.2】抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(0.1%)〔低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム排泄量の増加,高張尿,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が発現。水分摂取の制限等を行う〕【11.1.3】麻痺性イレウス,消化管出血(0.1%)〔腸管麻痺(食欲不振,悪心・嘔吐,著しい便秘,腹痛,腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し,麻痺性イレウスに移行することがある。腸管麻痺が現れた場合には投与中止。腸管減圧法等を行う。また,消化管出血が現れることがある〕【11.1.4】間質性肺炎(0.1%)【11.1.5】心筋虚血〔心筋梗塞,狭心症が発現。[9.1.4参照]〕【11.1.6】脳梗塞【11.1.7】神経麻痺,痙攣(0.1%),聴覚異常(0.1%),筋力低下(起立障害,歩行障害,階段昇降障害,手指連動障害等),知覚異常(14.7%),末梢神経障害(4.3%)〔[8.1,9.1.3参照]〕【11.1.8】アナフィラキシー〔蕁麻疹,呼吸困難,血管浮腫等が発現〕

投与期間制限

なし

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