ヘマンジオル
Hemangiol

剤型一覧

  • ヘマンジオルシロップ小児用0.375%

製造販売元

マルホ

一般的名称

プロプラノロール塩酸塩シロップ
英語:propranolol hydrochloride

販売名 / 薬価

ヘマンジオルシロップ小児用0.375%  / 252.5円

規格単位(薬価が適用される単位)

0.375%1mL

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】気管支喘息,気管支痙攣のおそれ〔気管支を収縮し,喘息症状が誘発又は悪化するおそれ。[11.1.3参照]〕【2.3】低血糖〔本剤は低血糖を悪化させやすく,その症状をマスクし,発見を遅らせる危険性がある。[7.3,8.3,11.1.2参照]〕【2.4】重度の徐脈,房室ブロック(II,III度),洞房ブロック,洞不全症候群〔これらの症状が悪化するおそれ。[9.1.2,11.1.1参照]〕【2.5】心原性ショック〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ]【2.6】コントロール不良の心不全〔[9.1.1参照]〕【2.7】重度の低血圧症〔[9.1.4,11.1.1参照]〕【2.8】重度の末梢循環障害(レイノー症候群,壊疽等)〔症状が悪化するおそれ〕【2.9】褐色細胞腫又はパラガングリオーマ〔血圧が急激に上昇するおそれ〕【2.10】異型狭心症〔症状が悪化するおそれ〕

効能・効果

乳児血管腫。

効能・効果に関連する使用上の注意

原則として,全身治療が必要な増殖期の乳児血管腫に使用。

用法・用量

1日1~3mg/kg,2回分割,空腹時を避けて経口投与。1日1mg/kgから開始し,2日以上の間隔をあけて1mg/kgずつ増量,1日3mg/kgで維持。状態により適宜減量。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】低血圧(0.9%),徐脈(0.5%),房室ブロック(0.2%)〔[2.4,2.7,9.1.2-9.1.4参照]〕【11.1.2】低血糖(0.5%)〔痙攣,意識障害(意識混濁,昏睡)をきたした例も報告。[2.3,7.3,8.3参照]〕【11.1.3】気管支痙攣(0.2%)〔気管支痙攣,気管支反応性亢進(喘鳴,咳嗽や発熱を伴う気管支炎及び細気管支炎等の気道感染症の悪化)が発現。[2.2参照]〕【11.1.4】高カリウム血症〔乳児血管腫の細胞が崩壊し,高カリウム血症が発現。[9.1.5参照]〕【11.1.5】無顆粒球症

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。