ハイゼントラ
Hizentra

剤型一覧

製造販売元

CSLベーリング

一般的名称

pH4処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射)注射液(1)
英語:pH4 treated acidic human normal immunoglobulin

販売名 / 薬価

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL  / 10,571.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

1g5mL1瓶

無または低ガンマグロブリン血症(皮下注)の関連薬剤

基本情報
最終更新日時:2024年9月4日13時42分

禁忌

【2.1】本剤(成分)にショックの既往歴【2.2】高プロリン血症1型又は2型〔本剤に含有されるプロリンが通常の代謝経路では代謝されないため,血中プロリン濃度が高値になり,症状が現れるおそれ〕

効能・効果

無又は低ガンマグロブリン血症。慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)。

効能・効果に関連する使用上の注意

慢性炎症性脱髄性多発根神経炎:慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善に対して静注用人免疫グロブリン製剤を投与し有効性が認められたものの,症状の再発・再燃を繰り返している患者にのみ投与。

用法・用量

無又は低ガンマグロブリン血症1回50~200mg(0.25~1mL)/kg,週1回皮下注。2週間に1回投与する場合,1週あたりの用量の2倍量(100~400mg/kg)を皮下注。状態に応じ1週又は2週あたりの投与量・回数は適宜増減。慢性炎症性脱髄性多発根神経炎1週あたり200mg(1mL)/kg,1日又は連続する2日で分割皮下注。状態に応じ最大400mg(2mL)/kgから投与開始も可。維持量200~400mg/kgで適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】アナフィラキシー反応〔びまん性紅斑を伴う全身潮紅,胸部不快感,頻脈,低血圧,喘鳴,喘息,呼吸困難,チアノーゼ等異常が認められた場合には直ちに投与中止〕【11.1.2】無菌性髄膜炎症候群〔無菌性髄膜炎(項部硬直,頭痛,発熱,羞明,悪心,嘔吐等)が発現。投与中止〕【11.1.3】血栓塞栓症〔脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓症,深部静脈血栓症等が発現。中枢神経症状(めまい,意識障害,四肢麻痺等),胸痛,突然の呼吸困難,息切れ,下肢の疼痛・浮腫等の症状が認められた場合には投与中止。[9.1.3,9.8参照]〕【11.1.4】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,ALP,γ-GTP,LDHの著しい上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.5】急性腎障害〔投与に先立って患者が脱水状態にないことを確認するとともに,腎機能検査値(BUN,血清クレアチニン等)の悪化,尿量減少が認められた場合には投与中止〕【11.1.6】血小板減少【11.1.7】肺水腫〔呼吸困難等の症状が現れた場合には投与中止〕

投与期間制限

なし

無または低ガンマグロブリン血症(皮下注)の関連薬剤

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。