オビドレル
Ovidrel

剤型一覧

  • オビドレル皮下注シリンジ250μg

製造販売元

メルクバイオファーマ

一般的名称

コリオゴナドトロピン アルファ(遺伝子組換え)キット
英語:choriogonadotropin alfa(genetical recombination)

販売名 / 薬価

オビドレル皮下注シリンジ250μg  / 2,904.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

250μg0.5mL1筒

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

警告

本剤を用いた不妊治療により,脳梗塞,肺塞栓を含む血栓塞栓症等を伴う重篤な卵巣過剰刺激症候群が現れることがある〔[8.2,8.3,9.1.1,10.2,11.1.1,11.1.2参照]〕

禁忌

【2.1】本剤(有効成分)・添加物に過敏症の既往歴【2.2】視床下部,下垂体に腫瘍〔症状の悪化のおそれ。[5.1参照]〕【2.3】原因が特定されない卵巣腫大又は卵巣嚢胞〔症状を悪化させるおそれ〕【2.4】診断の確定していない不正出血〔悪性腫瘍の疑い〕【2.5】卵巣癌,子宮癌,乳癌及びその疑い〔腫瘍の悪化あるいは顕在化を促すおそれ〕【2.6】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.7】活動性の血栓塞栓性疾患〔症状が悪化するおそれ。[9.1.1,11.1.1,11.1.2参照]〕

効能・効果

視床下部-下垂体機能障害に伴う無排卵・希発排卵における排卵誘発及び黄体化。生殖補助医療における卵胞成熟及び黄体化。

用法・用量

250μg,単回皮下注。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】卵巣過剰刺激症候群(14.8%)〔本剤を用いた不妊治療により,卵巣腫大,下腹部痛,下腹部緊迫感,腹水,胸水,呼吸困難を伴う卵巣過剰刺激症候群が発現。卵巣破裂,卵巣茎捻転,脳梗塞,肺塞栓を含む血栓塞栓症,肺水腫,腎不全等が認められることもある。本剤投与後に卵巣過剰刺激症候群が認められた場合には,重症度に応じて実施中の不妊治療の継続の可否を判断するとともに,本剤の追加投与はしない。また,卵巣過剰刺激症候群の重症度に応じた適切な処置を行う。重度の卵巣過剰刺激症候群が認められた場合には,入院させる。[1.,2.7,8.2,8.3,9.1.1,10.2,11.1.2参照]〕【11.1.2】血栓塞栓症〔血栓塞栓症(血栓性静脈炎,心筋梗塞,脳血管障害,肺塞栓症及び腎血栓症)が発現。早期症状に注意。[1.,2.7,9.1.1,11.1.1参照]〕【11.1.3】ショック,アナフィラキシー〔アナフィラキシーショックが発現。血管浮腫,呼吸困難等の異常が認められた場合には投与中止〕

投与期間制限

なし

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