イキセキズマブ(遺伝子組換え)キット(1)
英語:ixekizumab(genetical recombination)
トルツ皮下注80mgシリンジ / 148,952.0円
80mg1mL1筒
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【1.1】本剤は結核等の感染症を含む緊急時に十分に対応できる医療施設において,本剤についての十分な知識と適応疾患の治療に十分な知識・経験をもつ医師のもとで,本剤による治療の有益性が危険性を上回ると判断される症例のみに使用する。本剤は感染症のリスクを増大させる可能性があり,また結核の既往歴を有する患者では結核を活動化させる可能性がある。また,本剤との関連性は明らかではないが,悪性腫瘍の発現が報告されている。治療開始に先立ち,本剤が疾病を完治させる薬剤でないことを含め,本剤の有効性及び危険性を患者に十分説明し,患者が理解したことを確認した上で治療を開始する〔[2.2,8.1,8.2,8.5,9.1.2,15.1.2参照]〕【1.2】重篤な感染症:ウイルス,細菌及び真菌等による重篤な感染症が報告されているため,十分な観察を行うなど感染症の発症に注意し,本剤投与後に感染症の徴候又は症状が現れた場合には,速やかに担当医に連絡するよう患者を指導する〔[2.1,9.1.1,11.1.1参照]〕【1.3】本剤の治療を開始する前に,適応疾患の既存治療の適用を十分に勘案する〔[5.1-5.3参照]〕
【2.1】重篤な感染症〔症状を悪化させるおそれ。[1.2,9.1.1,11.1.1参照]〕【2.2】活動性結核〔症状を悪化させるおそれ。[1.1,8.2,9.1.2参照]〕【2.3】本剤(成分)に過敏症の既往歴
既存治療で効果不十分な次の疾患/尋常性乾癬,乾癬性関節炎,膿疱性乾癬,乾癬性紅皮症,強直性脊椎炎,X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎。
〔強直性脊椎炎,体軸性脊椎関節炎〕1回80mg,4週間隔で皮下注。〔その他〕初回160mg,皮下注。2~12週後までは1回80mg,2週間隔で皮下注。以降,1回80mgを4週間隔で皮下注。12週時点で効果不十分な場合,1回80mgを2週間隔で皮下注可。
【11.1.1】重篤な感染症(0.4%)〔ウイルス,細菌,真菌等による重篤な感染症が発現。感染症が消失するまで投与しない。[1.2,2.1,9.1.1参照]〕【11.1.2】重篤な過敏症反応(0.1%)〔アナフィラキシー(血管浮腫,蕁麻疹等)等の重篤な過敏症反応が発現〕【11.1.3】好中球数減少(0.6%)【11.1.4】炎症性腸疾患(0.4%)〔[9.1.3参照]〕【11.1.5】間質性肺炎〔間質性肺炎が報告。咳嗽,呼吸困難,発熱等が認められた場合には,速やかに胸部X線,胸部CT,血清マーカー等の検査を実施。間質性肺炎が疑われた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕
なし