ベキサロテンカプセル
英語:bexarotene
タルグレチンカプセル75mg / 2,846.7円
75mg1カプセル
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【1.1】本剤には催奇形性があるので,妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しない。また,妊娠する可能性のある女性には投与しないことを原則とするが,やむを得ず投与する場合には使用上の注意を厳守する〔[2.1,8.1,9.4.1,9.5参照]〕【1.2】本剤の投与にあたっては,緊急時に十分対応できる医療施設において,がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施する。また,治療開始に先立ち,患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し,同意を得てから投与する
【2.1】妊婦・妊娠の可能性〔[1.1,9.5参照]〕【2.2】重度の肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.3】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.4】ビタミンA製剤を投与中〔[10.1参照]〕【2.5】ビタミンA過剰症〔ビタミンA過剰症増悪のおそれ〕
【10.1】ビタミンA製剤<チョコラA等>〔[2.4参照]〕〔ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を発現するおそれ/本剤はビタミンAと同じレチノイドである〕
皮膚T細胞性リンパ腫。皮膚病変を有する成人T細胞白血病リンパ腫。
1日1回300mg/m2,食後経口投与。状態により適宜減量。
【11.1.1】脂質異常症〔高トリグリセリド血症(60.4%),高コレステロール血症(47.9%)が発現。[8.2参照]〕【11.1.2】膵炎〔高トリグリセリド血症とともに急性膵炎を発現した例が報告。腹痛等の膵炎を示唆する症状が現れた場合には投与中止。[8.3,9.1.1参照]〕【11.1.3】下垂体性甲状腺機能低下症,低血糖〔下垂体性甲状腺機能低下症(83.3%),低血糖等の内分泌障害が発現。内分泌障害により異常が認められた場合には,必要に応じて,内分泌障害の治療に十分な知識と経験を有する医師との連携のもとで適切な処置を行う。[8.4,8.5参照]〕【11.1.4】白血球減少症(16.7%),好中球減少症(22.9%),貧血(10.4%)〔[8.6参照]〕【11.1.5】肝不全,肝機能障害(20.8%)〔肝不全,AST,ALT,総ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害が発現。[8.7参照]〕【11.1.6】感染症〔肺炎,敗血症等の重篤な感染症が発現〕【11.1.7】間質性肺疾患【11.1.8】血栓塞栓症〔肺塞栓症,心筋梗塞,脳血管発作等が発現〕【11.1.9】横紋筋融解症〔筋力低下,筋肉痛,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には投与中止〕【11.1.10】重度の皮膚障害(皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(2.1%),薬疹(2.1%)等)
なし