メタコリン塩化物吸入剤
英語:methacholine chloride
ケンブラン吸入粉末溶解用100mg / 7,514.9円
100mg1瓶
外部サイトへ移動します
【1.1】本剤を使用する際は,呼吸器疾患や喘息の診断・治療に十分な経験のある医師の監督のもとで投与する【1.2】重度の気管支収縮及び呼吸機能低下を生じるおそれがあるので,使用に際して次の点に留意する〔[11.1.1参照]〕:1)急性の呼吸困難に対応するための緊急用の備品及び治療薬を使用可能な状態で準備する。必要に応じ,検査前に血管確保も検討する2)重度の気管支収縮及び呼吸困難が生じた場合は,直ちに速効型吸入用気管支拡張薬(吸入β2刺激薬)の投与を行い,必要に応じ,その他の呼吸困難に対する緊急処置も行う。なお,β遮断薬を使用している患者では,吸入β2刺激薬による処置に反応しない可能性があることに留意する3)本剤による検査終了後は,原則として吸入β2刺激薬を投与し,速やかに1秒量(FEV1)を回復させる
【2.1】本剤に過敏症の既往歴【2.2】気流制限が高度の場合(対標準1秒量(%FEV1)が50%未満又は1秒量が1L未満)及び明らかな呼吸困難や喘鳴の症状がある者〔重度の気管支収縮を発現するおそれ。[11.1.1参照]〕【2.3】3ヶ月以内に心筋梗塞又は脳梗塞を発症した者,コントロール不良の高血圧,脳動脈瘤又は大動脈瘤がある者〔心血管イベントを誘発するおそれ〕【2.4】同日に気道過敏性検査を実施した者〔本剤の作用が増強されるおそれ〕
気道過敏性検査。
100mg(1瓶)に(局)生理食塩液を加え溶解・希釈し,0.039~25mg/mLの範囲の適切な希釈系列の希釈液を調製。成人・小児ともに低濃度よりネブライザーを用いて吸入し,気道過敏性検査を実施。
【11.1.1】呼吸困難〔重度の気管支収縮及び呼吸困難が現れた場合は,直ちに速効型吸入用気管支拡張薬(吸入β2刺激薬)を投与。[1.2,2.2,9.1.10,10.2参照]〕
なし