トリアゾラム錠
英語:triazolam
ハルシオン0.25mg錠 / 8.8円
0.25mg1錠
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本剤の服用後に,もうろう状態,睡眠随伴症状(夢遊症状等)が現れることがある。また,入眠までの,あるいは中途覚醒時の出来事を記憶していないことがあるので注意する〔[7.1,7.2,11.1.4参照]〕
【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】急性閉塞隅角緑内障〔抗コリン作用により眼圧が上昇し,症状を悪化させるおそれ〕【2.3】重症筋無力症〔筋弛緩作用により,症状を悪化させるおそれ〕【2.4】次の薬剤を投与中:イトラコナゾール,ポサコナゾール,フルコナゾール,ホスフルコナゾール,ボリコナゾール,ミコナゾール,HIVプロテアーゼ阻害剤,ニルマトレルビル・リトナビル,エンシトレルビル フマル酸,コビシスタット含有製剤,エファビレンツ〔[10.1参照]〕【2.5】本剤により睡眠随伴症状(夢遊症状等)として異常行動を発現したことがある者〔重篤な自傷・他傷行為,事故等に至る睡眠随伴症状を発現するおそれ〕
【10.1】1)イトラコナゾール<イトリゾール>,ポサコナゾール<ノクサフィル>,フルコナゾール<ジフルカン>,ホスフルコナゾール<プロジフ>,ボリコナゾール<ブイフェンド>,ミコナゾール<フロリード>〔[2.4参照]〕〔本剤の血中濃度が上昇し,作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれ/本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため,本剤の代謝が阻害される〕2)HIVプロテアーゼ阻害剤(アタザナビル硫酸塩<レイアタッツ>,ダルナビル エタノール付加物<プリジスタ>,ホスアンプレナビルカルシウム水和物<レクシヴァ>,リトナビル<ノービア>,ロピナビル・リトナビル<カレトラ>)〔[2.4参照]〕〔本剤の血中濃度が上昇し,作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれ/本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため,本剤の代謝が阻害される〕3)ニルマトレルビル・リトナビル<パキロビッド>〔[2.4参照]〕〔本剤の血中濃度が上昇し,作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれ/本剤と併用薬の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため,本剤の代謝が阻害される〕4)エンシトレルビル フマル酸<ゾコーバ>〔[2.4参照]〕〔本剤の血中濃度が上昇し,作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれ/本剤と併用薬の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため,本剤の代謝が阻害される〕5)コビシスタット含有製剤<ゲンボイヤ,シムツーザ,プレジコビックス>〔[2.4参照]〕〔本剤の血中濃度が上昇し,作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれ/本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため,本剤の代謝が阻害される〕6)エファビレンツ<ストックリン>〔[2.4参照]〕〔本剤の血中濃度が上昇し,作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれ/本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため,本剤の代謝が阻害される〕
不眠症。麻酔前投薬。
不眠症1回0.25mg,就寝前経口投与。高度不眠症0.5mg。年齢・症状・疾患等により適宜増減。高齢者1回0.125~0.25mgまで。麻酔前投薬手術前夜1回0.25mg,就寝前経口投与。年齢・症状・疾患等により,0.5mg投与可。
少量(1回0.125mg以下)から開始。
【11.1.1】薬物依存,離脱症状〔連用により薬物依存が発現。用量及び使用期間に注意し慎重に投与。また,連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により,痙攣発作,せん妄,振戦,不眠,不安,幻覚,妄想等の離脱症状が発現。投与を中止する場合には徐々に減量するなど慎重に行う。特に,痙攣の既往歴のある患者では注意して減量する。[8.1参照]〕【11.1.2】精神症状〔刺激興奮,錯乱,攻撃性,幻覚,妄想,激越等が発現〕【11.1.3】呼吸抑制〔呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合,炭酸ガスナルコーシスが発現。気道を確保し,換気をはかる。[9.1.1参照]〕【11.1.4】一過性前向性健忘(0.12%),もうろう状態(0.05%),睡眠随伴症状(夢遊症状等)〔本剤を投与する場合には少量から開始するなど,慎重に行う。なお,十分に覚醒しないまま,車の運転,食事等を行い,その出来事を記憶していないとの報告がある。[1.,7.1,7.2参照]〕【11.1.5】肝炎,肝機能障害,黄疸〔[9.3.1参照]〕【11.1.6】ショック,アナフィラキシー〔ショック,アナフィラキシー(発疹,血管性浮腫,呼吸困難等)が発現〕
30日分を限度