イフェクサー
EFFEXOR

剤型一覧

製造販売元

ヴィアトリス製薬

一般的名称

ベンラファキシン塩酸塩徐放カプセル
英語:venlafaxine hydrochloride

販売名 / 薬価

イフェクサーSRカプセル37.5mg  / 108.4円

規格単位(薬価が適用される単位)

37.5mg1カプセル

基本情報
最終更新日時:2024年8月7日14時22分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内〔[10.1参照]〕【2.3】重度の肝機能障害(Child-Pugh分類C)〔[9.3.1参照]〕【2.4】重度の腎機能障害(糸球体ろ過量15mL/分未満)又は透析中〔[9.2.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤(セレギリン塩酸塩<エフピー>,ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>,サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔[2.2参照]〕〔本剤又は他の抗うつ剤で,併用により発汗,不穏,全身痙攣,異常高熱,昏睡等の症状が発現。なお,MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合は14日間以上,本剤投与後にMAO阻害剤を投与する場合は7日間以上の間隔をおく/主にMAO阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられる〕

効能・効果

うつ病・うつ状態。

用法・用量

初期量1日1回37.5mg,1週後より1日1回75mg,食後経口投与。年齢・症状により1日225mgを超えない範囲で適宜増減。増量は1週間以上の間隔をあけて1日75mgずつ。

用法・用量に関連する使用上の注意

中等度の肝機能障害患者(Child-Pugh分類B):37.5mgを2日に1回から開始し,1週間後に1日1回37.5mgに増量。症状により1週間以上の間隔をあけて37.5mg/日ずつ,1日112.5mgを超えない範囲で増量。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】セロトニン症候群(0.2%)〔不安,焦燥,興奮,錯乱,発汗,下痢,発熱,高血圧,固縮,頻脈,ミオクローヌス,自律神経失調等が発現。投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う。[10.2参照]〕【11.1.2】悪性症候群〔無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合がある。抗精神病剤との併用時に現れることが多いため特に注意。異常が認められた場合には,抗精神病剤及び本剤の投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う。本症発現時には,白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある〕【11.1.3】抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)〔低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム排泄量の増加,高張尿,痙攣,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が発現。直ちに投与中止。水分摂取の制限を行う。[9.8参照]〕【11.1.4】QT延長(0.5%),心室頻拍(torsade de pointesを含む),心室細動〔[9.1.8,10.2参照]〕【11.1.5】痙攣(0.2%)〔[9.1.5参照]〕【11.1.6】アナフィラキシー〔アナフィラキシー(呼吸困難,喘鳴,血管浮腫等)が発現〕【11.1.7】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑〔投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.8】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が現れた場合には投与中止。また,横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕【11.1.9】無顆粒球症,再生不良性貧血,汎血球減少症,好中球数減少(0.2%),血小板数減少(0.2%)〔必要に応じて血液検査を行う〕【11.1.10】間質性肺疾患【11.1.11】高血圧クリーゼ〔血圧の推移等に十分注意しながら投与。[8.5,9.1.7参照]〕【11.1.12】尿閉(0.2%)〔導尿を実施〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。