ジェービックV
JEBIK V

剤型一覧

  • ジェービックV

製造販売元

阪大微生物病研究会

発売・販売元

武田薬品工業 田辺三菱製薬

一般的名称

乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン

販売名 / 薬価

ジェービックV  / 薬価基準未収載

基本情報
最終更新日時:2022年4月4日14時40分

禁忌

<接種不適当者>【2.1】明らかな発熱を呈している者【2.2】重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者【2.3】本剤(成分)にアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者【2.4】前記に掲げる者のほか,予防接種を行うことが不適当な状態にある者

効能・効果

日本脳炎の予防。

用法・用量

添付溶剤((局)注射用水)0.7mLで溶解。初回免疫0.5mLずつを2回,1~4週間の間隔で皮下注。3歳未満には,0.25mLずつを同様の方法で注射。追加免疫初回免疫から約1年後に,1回0.5mL,皮下注。3歳未満には0.25mLを同様の方法で注射。

用法・用量に関連する使用上の注意

【1】基礎免疫,追加免疫及び免疫の保持:初回免疫として2回接種を行い,さらに第1回の追加免疫を行うことにより基礎免疫ができる。その後の追加免疫のときの接種量は第1回目の追加免疫に準ずることとし,接種間隔は地域における日本脳炎ウイルスの汚染状況などに応じて実施する。【2】定期接種対象者と標準的接種年齢:(1)第1期は,生後6月から90月に至るまでの間に行う。初回免疫は3歳に達した時から4歳に達するまでの期間,追加免疫は4歳に達した時から5歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢とする。(2)第2期の予防接種は,9歳以上13歳未満の者に行う。9歳に達した時から10歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢とする。(3)平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれの者のうち,7歳6ヶ月以上9歳未満の者及び13歳以上20歳未満の者についても定期の予防接種の対象とする。(4)本剤の定期の予防接種への使用については,予防接種実施規則による。【3】同時接種:医師が必要と認めた場合には,他のワクチンと同時に接種することができる。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔蕁麻疹,呼吸困難,血管浮腫等が発現〕【11.1.2】急性散在性脳脊髄炎〔通常,接種後数日から2週間以内に発熱,頭痛,痙攣,運動障害,意識障害等が発現。本症が疑われる場合には,MRI等で診断〕【11.1.3】脳炎・脳症〔発熱,四肢麻痺,痙攣,意識障害等の症状が発現。本症が疑われる場合には,MRI等で診断〕【11.1.4】痙攣〔通常,接種直後から数日ごろまでに発現〕【11.1.5】血小板減少性紫斑病〔通常,接種後数日から3週ごろに紫斑,鼻出血,口腔粘膜出血等が発現。本症が疑われる場合には,血液検査等を実施〕

投与期間制限

なし

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