基本情報
最終更新日時:2014年10月1日14時0分

使用目的

血清又は血漿中の心筋トロポニンIの測定

用法・用量

1. 試薬の調製方法
(1) 検体希釈液:そのまま使用します。
(2) 酵素標識抗体試薬:そのまま使用します。
(3) 磁性ラテックス試薬:機器に磁性ラテックス試薬を初めてセットする場合は、未開封の磁性ラテックスボトルを気泡が生じないように緩やかに転倒混和し、ボトル底部に沈殿している磁性粒子が分散されたことを目視で確認してください。専用開閉ボトルキャップに付け替えて装置にセットしてください。以降の転倒混和は必要ありません。
(4) 基質液(R5):そのまま使用します。
(5) cTnIキャリブレーター:
キャリブレーター1は液体ですので、そのまま使用します。
キャリブレーター2~4は凍結乾燥品ですので、精製水を使ってそれぞれ 1 mLで溶解して使用してください。調製したキャリブレーターは、冷蔵保存(2~8℃)で 24時間安定です。又、凍結保存(-20℃)すれば 3ヵ月間安定ですが、繰り返しの凍結融解はしないでください。
2. 必要な器具・器材・試薬等
標準品(別売品):cTnIキャリブレーター(RM75S-271SS)
3. 測定(操作)法
試薬は同梱されている専用開閉ボトルキャップに付け替え、装置にセットしてください。
装置にはあらかじめ測定条件がセットされています。操作法の詳細については、「全自動臨床検査システム STACIA(R)」の取扱説明書を参照してください。

[測定法]
検体 50 μLに検体希釈液 25 μLを加え、37℃で 3.5分間加温した後、酵素標識抗体試薬 50 μLを加え、37℃で 4.2分間加温します。次いで、磁性ラテックス試薬 50 μLを加え、37℃で 4.4分間加温し、BF分離、洗浄した後、基質液 (R5)を 100 μL加え、37℃で 2.7分反応後に発光量を測定します。
同様に標準品を用いて操作したときの発光量と対比し、検体中のcTnI濃度を求めます。
検体及びキャリブレーターの最小必要量は、使用するサンプルカップ等の容器により異なります。

投与期間制限

なし

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