ヘプタバックス
HEPTAVAX

剤型一覧

  • ヘプタバックス-II

製造販売元

MSD

一般的名称

組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)
英語:adsorbed hepatitis B vaccine

販売名 / 薬価

ヘプタバックス-II  / 2,424.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

0.5mL1瓶

基本情報
最終更新日時:2020年5月12日16時2分

禁忌

〈接種不適当者〉【1】明らかな発熱を呈している者【2】重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者【3】本剤の成分によりアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者【4】前記のほか予防接種不適当な状態

効能・効果

B型肝炎の予防。B型肝炎ウイルス母子感染の予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)。HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)。

用法・用量

B型肝炎の予防0.5mLずつを4週間隔で2回,20~24週を経過後1回0.5mL,皮下注又は筋注。10歳未満は0.25mLずつを同様の投与間隔で皮下注。B型肝炎ウイルス母子感染の予防1回0.25mL,生後12時間以内を目安に皮下注。さらに1回0.25mL,初回注射1ヶ月後及び6ヶ月後の2回皮下注。汚染事故後のB型肝炎発症予防1回0.5mL,事故発生後7日以内に皮下注又は筋注。さらに0.5mLずつ初回注射の1ヶ月後及び3~6ヶ月後の2回,皮下注又は筋注。10歳未満は0.25mLずつ同様の投与間隔で皮下注。以上,能動的HBs抗体が獲得されていない場合は追加注射。

用法・用量に関連する使用上の注意

【1】定期接種対象者と標準的接種年齢:生後1歳に至るまでの間にある者に対し,標準として生後2月に至った時から生後9月に至るまでの間に,27日以上の間隔をおいて2回,更に1回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回,皮下注。【2】B型肝炎ウイルスの曝露による感染及び発症の可能性が高い者又はB型肝炎ウイルスに感染すると重症化するおそれがある者には3回目接種後1~2ヶ月を目途に抗体検査を行い,HBs抗体が獲得されていない場合には追加接種を考慮。【3】生ワクチンの接種を受けた者は27日以上,他の不活化ワクチンの接種を受けた者は6日以上間隔を置いて本剤を接種。ただし,医師が必要と認めた場合は同時に接種できる(本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない)。

重大な副作用・国内1

【1】ショック,アナフィラキシー〔ショック(0.1%未満),アナフィラキシー(血圧低下,呼吸困難,顔面蒼白等)が発現〕【2】多発性硬化症,急性散在性脳脊髄炎,脊髄炎,視神経炎,ギランバレー症候群,末梢神経障害

投与期間制限

なし

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