サンド
プロポフォールキット
英語:propofol
1%ディプリバン注-キット / 1,581.0円
500mg50mL1筒
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<効能共通>【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴〔[9.1.5参照]〕 <集中治療における人工呼吸中の鎮静>【2.2】小児等〔[9.7.3参照]〕
全身麻酔の導入及び維持。集中治療における人工呼吸中の鎮静。
全身麻酔(ディプリフューザーTCI機能を用いない方法)〔導入〕0.5mg(0.05mL)/kg/10秒の速度で,全身状態を観察しながら,就眠が得られるまで静脈内投与。ASAIII及びIVの患者にはより緩徐に投与。通常は2~2.5mg(0.2~0.25mL)/kgで就眠が得られるが高齢者は,より少量で就眠が得られる場合がある。就眠後は必要により適宜追加。〔維持〕酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスと併用し,静脈内投与。全身状態を観察しながら投与速度調節。通常は4~10mg(0.4~1mL)/kg/時で適切な麻酔深度が得られる。鎮痛剤(麻薬性鎮痛剤・局所麻酔剤等)を併用。局所麻酔剤併用時は通常より低用量で適切な麻酔深度が得られる。全身麻酔(ディプリフューザーTCI機能を用いる方法)〔導入〕目標血中濃度3μg/mLで,静脈内投与開始。開始3分後に就眠が得られない場合,1分ごとに1~2μg/mLずつ目標血中濃度を上げる。通常,目標血中濃度3~6μg/mL,開始後1~3分で就眠が得られる。高齢者,ASAIII及びIVの患者には,より低い目標血中濃度で開始。〔維持〕酸素もしくは亜酸化窒素混合ガスと併用し,静脈内投与。患者の全身状態を観察しながら,目標血中濃度を調節。通常,目標血中濃度2~5μg/mLで適切な麻酔深度が得られる。鎮痛剤(麻薬性鎮痛剤・局所麻酔剤等)を併用。人工呼吸中の鎮静0.3mg(0.03mL)/kg/時で,持続静注開始。全身状態を観察しながら投与速度調節。通常,0.3~3mg(0.03~0.3mL)/kg/時で適切な鎮静深度が得られる。疾患の種類,症状の程度を考慮し,必要とする鎮静深度に応じ投与速度を増減。必要により鎮痛剤を併用。
人工呼吸中の鎮静:通常7日を超えて投与しない。
【11.1.1】低血圧(4.3%)〔患者の頭部を下げ,重篤な場合には血漿増量剤,昇圧剤の使用等を行う〕【11.1.2】アナフィラキシー〔血管浮腫,気管支痙攣,紅斑,低血圧を伴うアナフィラキシーが発現〕【11.1.3】気管支痙攣【11.1.4】舌根沈下(0.1%),一過性無呼吸〔気道を確保し,人工呼吸等を行う〕【11.1.5】てんかん様体動【11.1.6】重篤な徐脈,不全収縮〔本剤には迷走神経抑制作用がないので,迷走神経が亢進した状態あるいは徐脈等を生じる可能性のある薬剤を併用する場合には,麻酔導入前又は維持中,抗コリン剤(例えばアトロピン)の静脈内投与を行う〕【11.1.7】心室頻拍,心室性期外収縮(0.1%),左脚ブロック【11.1.8】肺水腫【11.1.9】覚醒遅延〔[8.3参照]〕【11.1.10】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症が発現。直ちに投与中止〕【11.1.11】悪性高熱類似症状〔原因不明の頻脈,不整脈・血圧変動,急激な体温上昇,筋硬直,血液の暗赤色化(チアノーゼ),過呼吸,ソーダライムの異常加熱・急激な変色,発汗,アシドーシス,高カリウム血症,ミオグロビン尿等を伴う重篤な悪性高熱類似の臨床症状が発現。使用中,これら類似症状を認めた場合は,直ちに適切な処置等を行う〕
なし