セディール
Sediel

効能・効果

神経症における抑うつ,恐怖。心身症(自律神経失調症,本態性高血圧症,消化性潰瘍)における身体症候・抑うつ・不安・焦燥・睡眠障害。

用法・用量

1日30mg,3回分割経口投与。年齢・症状により適宜増減するが,1日60mgまで。

重大な副作用・国内１

【11.1.1】肝機能障害(0.1%未満),黄疸〔AST,ALT,ALP,γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が発現〕【11.1.2】セロトニン症候群〔興奮,ミオクロヌス,発汗,振戦,発熱等を主症状とするセロトニン症候群が発現。投与中止。水分補給等の全身管理を行う。[10.2参照]〕【11.1.3】悪性症候群〔抗精神病薬,抗うつ薬等との併用,あるいは本剤の急激な減量・中止により,悪性症候群が発現。発熱,意識障害,強度の筋強剛,不随意運動,発汗,頻脈等が現れた場合には,体冷却,水分補給等を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。[9.1.4参照]〕

投与期間制限

なし