基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.3】血清クレアチニン値が2.5mg/dL以上又はクレアチニンクリアランスが40mL/min未満の腎機能障害〔[7.4,9.2.1参照]〕【2.4】胆のう疾患〔胆石形成が報告されている〕【2.5】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5,9.6参照]〕

効能・効果

高脂血症(家族性を含む)。

効能・効果に関連する使用上の注意

総コレステロールのみが高い高脂血症(IIa型)では第一選択薬としない。

用法・用量

1日1回106.6~160mg,食後経口投与。年齢・症状により適宜減量。1日160mgまで。

用法・用量に関連する使用上の注意

【1】総コレステロールとトリグリセライドの両方が高い高脂血症(IIb及びIII型)には,1日106.6mgより開始。虚血性心疾患のリスクファクターを有し,より高い治療目標値を設定する必要のある場合は1日量159.9~160mg。【2】トリグリセライドのみが高い高脂血症(IV及びV型),肝機能検査に異常のある患者又は肝障害既往歴のある患者は,1日53.3mgより開始。【3】血清クレアチニン値が2.5mg/dL以上の場合は中止。1.5~2.5mg/dL未満の場合は53.3mgから開始するか,投与間隔を延長して使用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れ,これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害が発現。[7.4,9.2.1-9.2.3参照]〕【11.1.2】肝障害〔肝炎や黄疸,AST,ALT等の著しい上昇を伴う肝機能障害が発現。減量又は投与中止とともに,少なくとも1カ月以内に肝機能検査を実施。なお,AST又はALTが継続して正常上限の2.5倍あるいは100単位を超えた場合には投与中止。[8.3,9.3.2参照]〕【11.1.3】膵炎〔重度の腹痛,嘔気,嘔吐,アミラーゼ上昇,リパーゼ上昇等を特徴とする膵炎が発現〕

投与期間制限

なし

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