基本情報
最終更新日時：2022年12月12日13時3分
警告
ペントスタチンとの併用で,腎不全,肝不全,神経毒性等の重篤な副作用が発現したとの報告があるので,併用しない〔[2.2,10.1参照]〕
禁忌
【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】ペントスタチンを投与中〔[1.,10.1参照]〕
併用禁忌
【10.1】ペントスタチン<コホリン>〔[1.,2.2参照]〕〔腎不全,肝不全,神経毒性等の重篤な副作用発現のおそれ/ビダラビンの代謝に関与するADA(アデノシンデアミナーゼ)酵素を阻害するため,ビダラビンの血中濃度が高まることによる〕
効能・効果
単純ヘルペス脳炎,免疫抑制患者における帯状疱疹。
用法・用量
5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液を用いて用時溶解し,輸液500mL当たり2～4時間かけて点滴静注。単純ヘルペス脳炎1日10～15mg/kg,10日間点滴静注。帯状疱疹1日5～10mg/kg,5日間点滴静注。以上,症状・腎障害の程度により適宜増減。
重大な副作用・国内１
【11.1.1】精神神経障害(0.4%)〔振戦,四肢のしびれ,痙攣,意識障害,幻覚,錯乱,一過性の精神障害等が発現〕【11.1.2】骨髄機能抑制(0.8%)〔赤血球数,白血球数,血小板数の減少及びヘモグロビン,ヘマトクリット値の低下が発現。[8.,9.1.1参照]〕【11.1.3】ショック,アナフィラキシー〔血圧低下,胸内苦悶,脈拍異常,呼吸困難,悪心・嘔吐,発疹等が現れた場合には投与中止〕
投与期間制限
なし
帯状疱疹（注射）の関連薬剤
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