オレンシア
ORENCIA

剤型一覧

製造販売元

ブリストル・マイヤーズ スクイブ

発売・販売元

小野薬品工業

一般的名称

アバタセプト(遺伝子組換え)キット(2)
英語:abatacept(genetical recombination)

販売名 / 薬価

オレンシア皮下注125mgオートインジェクター1mL  / 28,547.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

125mg1mL1キット

基本情報
最終更新日時:2023年5月1日17時40分

警告

【1.1】本剤を投与された患者に,重篤な感染症等が現れることがある。敗血症,肺炎,真菌感染症を含む日和見感染症等の致命的な感染症が報告されているため,十分な観察を行うなど感染症の発現に注意する。また,本剤との関連性は明らかではないが,悪性腫瘍の発現も報告されている。本剤が疾病を完治させる薬剤でないことも含め,これらの情報を患者に十分説明し,患者が理解したことを確認した上で,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。また,本剤の投与において,重篤な副作用により,致命的な経過をたどることがあるので,緊急時に十分に措置できる医療施設及び医師の管理指導のもとで使用し,本剤投与後に副作用が発現した場合には,担当医に連絡するよう患者に注意を与える〔[2.2,8.2.1,8.3,9.1.1,9.1.3,11.1.1,15.1.6参照]〕【1.2】本剤の治療を行う前に,少なくとも1剤の抗リウマチ薬の使用を十分勘案する。また,本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使用する〔[5.1参照]〕

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】重篤な感染症〔症状を悪化させるおそれ。[1.1,8.2.1,9.1.1,9.1.3,11.1.1参照]〕

効能・効果

既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)。

用法・用量

投与初日に負荷投与としてアバタセプト(遺伝子組換え)点滴静注用製剤の点滴静注を行った後,同日中に本剤125mgを皮下注,その後週1回,本剤125mgを皮下注。本剤125mgの週1回皮下注から開始も可。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】重篤な感染症〔敗血症(0.1%),肺炎(ニューモシスチス肺炎を含む)(0.9%),蜂巣炎(0.4%),局所感染(0.1%未満),尿路感染(0.3%),気管支炎(1.2%),憩室炎(0.1%未満),急性腎盂腎炎(0.1%未満)等の重篤な感染症が発現。致命的な経過をたどることがある。重篤な感染症の多くは,免疫抑制療法を併用している患者において認められている。[1.1,2.2,8.2.1,9.1.1,9.1.3参照]〕【11.1.2】重篤な過敏症〔ショック,アナフィラキシー(0.1%未満)及び低血圧,蕁麻疹,呼吸困難等の重篤な過敏症が発現〕【11.1.3】間質性肺炎(0.4%)〔発熱,咳嗽,呼吸困難等の呼吸器症状に十分注意し,異常が認められた場合には,速やかに胸部レントゲン検査,胸部CT検査及び血液ガス検査等を実施。投与中止。[9.1.5参照]〕

投与期間制限

なし

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