基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時8分

禁忌

【2.1】甲状腺機能亢進症〔心房細動の危険性を増加させるおそれ〕【2.2】気管支喘息〔気管支喘息の症状を悪化させるおそれ〕【2.3】消化管及び膀胱頸部に閉塞〔消化管の通過障害,排尿障害を起こすおそれ〕【2.4】消化性潰瘍〔消化性潰瘍を悪化させるおそれ〕【2.5】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.6】冠動脈閉塞〔冠血流量を減少させ,心疾患の症状を悪化させるおそれ〕【2.7】強度の徐脈〔徐脈を悪化させるおそれ〕【2.8】てんかん〔てんかん発作を起こすおそれ〕【2.9】パーキンソニズム〔パーキンソニズムの症状を悪化させるおそれ〕

効能・効果

消化管機能低下のみられる次の疾患/慢性胃炎,迷走神経切断後,手術後の腸管麻痺,分娩後の腸管麻痺,麻痺性イレウス。手術後・分娩後・神経因性膀胱等の低緊張性膀胱による排尿困難(尿閉)。

用法・用量

1日30~50mg,3~4回分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】コリン作動性クリーゼ〔悪心,嘔吐,腹痛,下痢,唾液分泌過多,発汗,徐脈,血圧低下,縮瞳等の症状が認められた場合には投与中止。アトロピン硫酸塩水和物0.5~1mg(患者の症状に合わせて適宜増減)を投与。また,呼吸不全に至ることもあるので,その場合は気道を確保し,人工換気を考慮〕

投与期間制限

なし

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