アクトスOD
ACTOS OD

剤型一覧

製造販売元

武田テバ薬品

発売・販売元

武田薬品工業

一般的名称

ピオグリタゾン塩酸塩口腔内崩壊錠
英語:pioglitazone hydrochloride

販売名 / 薬価

アクトスOD錠15  / 26.4円

規格単位(薬価が適用される単位)

15mg1錠

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

【2.1】心不全・その既往歴〔動物において循環血漿量の増加に伴う代償性の変化と考えられる心重量の増加がみられており,また,臨床的にも心不全を増悪,発症の報告。[11.1.1,11.1.2参照]〕【2.2】重症ケトーシス,糖尿病性昏睡又は前昏睡,1型糖尿病〔輸液,インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須〕【2.3】重篤な肝機能障害〔[9.3.1参照]〕【2.4】重篤な腎機能障害〔[9.2.1参照]〕【2.5】重症感染症,手術前後,重篤な外傷〔インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない〕【2.6】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.7】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕

効能・効果

次のいずれかの治療で十分な効果が得られずインスリン抵抗性が推定される場合の2型糖尿病/食事療法・運動療法のみ,食事療法・運動療法に加えてSU剤・α-グルコシダーゼ阻害剤・ビグアナイド系薬剤・インスリン製剤のいずれかを使用。

効能・効果に関連する使用上の注意

本剤を使用する場合はインスリン抵抗性が推定される患者に限定。インスリン抵抗性の目安は肥満度(BMI kg/m2)で24以上又はインスリン分泌状態が空腹時血中インスリン値で5μU/mL以上。

用法・用量

1日1回15~30mg,朝食前又は後経口投与。45mgまで。食事療法・運動療法に加えてインスリン製剤使用1日1回15mg,朝食前又は後経口投与。30mgまで。以上,性別・年齢・症状により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

【1】女性・高齢者は1日1回15mgから開始が望ましい。【2】インスリン併用時は1日1回15mgから開始。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】心不全〔心不全が増悪あるいは発症。浮腫,急激な体重増加,心不全症状・徴候(息切れ,動悸,心胸比増大,胸水等)がみられた場合には投与中止。ループ利尿剤等を投与。特に心不全発症のおそれのある心疾患の患者に投与する際やインスリンと併用する際には,心不全の徴候に注意。[2.1,7.3,8.1,9.1.1参照]〕【11.1.2】浮腫(8.2%)〔循環血漿量の増加によると考えられる浮腫が認められた場合には,減量あるいは投与中止。これらの処置によっても症状が改善しない場合には,必要に応じてループ利尿剤(フロセミド等)の投与等を考慮。[2.1,7.1-7.3,8.1,9.1.1参照]〕【11.1.3】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,ALP等の著しい上昇を伴う肝機能障害,黄疸が発現。[8.3参照]〕【11.1.4】低血糖(0.1~5%未満)〔他の糖尿病用薬との併用で,低血糖症状が発現。低血糖症状が認められた場合,本剤あるいは併用している糖尿病用薬を一時的に中止するかあるいは減量。また,本剤の投与により低血糖症状が認められた場合には糖質を含む食品を摂取。ただし,α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与。なお,低血糖症状はインスリン併用時に多くみられている。[8.4,8.8,9.1.2,10.2参照]〕【11.1.5】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が発現〕【11.1.6】間質性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には,速やかに胸部X線,胸部CT,血清マーカー等の検査を実施。異常が認められた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.7】胃潰瘍の再燃(0.1%未満)

投与期間制限

なし

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