ニュープロ
Neupro

効能・効果

パーキンソン病。中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)。

用法・用量

パーキンソン病1日1回4.5mgから開始,以後経過をみながら1週間ごとに1日4.5mgずつ増量,維持量(標準1日9～36mg)を定める。1日36mgまで。特発性レストレスレッグス症候群1日1回2.25mgから開始,以後経過をみながら1週間以上の間隔をあけて1日2.25mgずつ増量,維持量(標準1日4.5～6.75mg)を定める。1日6.75mgまで。以上,年齢・症状により適宜増減。肩,上腕部,腹部,側腹部,臀部,大腿部のいずれかの正常な皮膚に貼付し,24時間ごとに貼り替える。

重大な副作用・国内１

【11.1.1】突発的睡眠(1%未満)〔前兆のない突発的睡眠が発現。[1.,8.1参照]〕【11.1.2】幻覚(7.6%),妄想(1%未満),せん妄(1%未満),錯乱〔幻覚(主に幻視),妄想,せん妄,錯乱が発現。減量又は投与中止。必要に応じて抗精神病薬を使用。[7.1,9.1.1参照]〕【11.1.3】悪性症候群(1%未満)〔本剤の急激な減量又は中止,あるいは非定型抗精神病薬の併用により,悪性症候群が発現。発熱,意識障害,無動無言,高度の筋硬直,不随意運動,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗,血清CKの上昇等が現れた場合には悪性症候群の症状である可能性があるため,再投与後,漸減し,体冷却,水分補給等を行う。[7.2,7.3,8.3参照]〕【11.1.4】肝機能障害〔AST,ALT,ALP,γ-GTP上昇等の肝機能障害が発現〕【11.1.5】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が発現。また,横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意〕

投与期間制限

なし