基本情報
最終更新日時:2023年9月25日15時1分

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

小児<適応菌種>セフカペン感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く),アクネ菌。<適応症>表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,膀胱炎,腎盂腎炎,中耳炎,副鼻腔炎,猩紅熱。成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)<適応菌種>セフカペン感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,淋菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く),アクネ菌。<適応症>表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,外傷・熱傷・手術創等の二次感染,乳腺炎,肛門周囲膿瘍,咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,尿道炎,子宮頸管炎,胆のう炎,胆管炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,涙のう炎,麦粒腫,瞼板腺炎,外耳炎,中耳炎,副鼻腔炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,顎炎。

用法・用量

小児1回3mg/kg,1日3回食後経口投与。年齢・体重・症状に応じ適宜増減。成人1回100mg,1日3回食後経口投与。年齢・症状に応じ適宜増減。難治性又は効果不十分な症例には1回150mg,1日3回食後経口投与。

重大な副作用・国内1

I小児,成人共通:【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗,呼吸困難,血圧低下等が現れた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.2】急性腎障害〔急性腎障害等の重篤な腎障害が発現。[8.3参照]〕【11.1.3】無顆粒球症,血小板減少,溶血性貧血〔[8.4参照]〕【11.1.4】偽膜性大腸炎,出血性大腸炎〔偽膜性大腸炎,出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.5】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),紅皮症(剥脱性皮膚炎)【11.1.6】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難等の症状が現れた場合には投与中止。速やかに胸部X線検査,血液検査等を実施。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.7】劇症肝炎,肝機能障害,黄疸〔劇症肝炎等の重篤な肝炎,AST,ALT,ALP等の上昇を伴う肝機能障害,黄疸が発現。[8.5参照]〕【11.1.8】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が発現。直ちに投与中止〕 II小児:【11.1.9】低カルニチン血症に伴う低血糖〔本剤を含むピボキシル基を有する抗生物質(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物,セフジトレン ピボキシル,セフテラム ピボキシル,テビペネム ピボキシル)の投与により,ピバリン酸(ピボキシル基を有する抗生物質の代謝物)の代謝・排泄に伴う血清カルニチン低下が報告。小児(特に乳幼児)に対してピボキシル基を有する抗生物質を投与した症例で低カルニチン血症に伴う低血糖が発現。痙攣,意識障害等の低血糖症状が認められた場合には投与中止。[9.5,9.7.2参照]〕

投与期間制限

なし

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