ミルナシプラン塩酸塩錠
英語:milnacipran hydrochloride
トレドミン錠15mg / 10.7円
15mg1錠
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【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内〔[10.1参照]〕【2.3】尿閉(前立腺疾患等)〔本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため,症状を悪化させるおそれ〕
【10.1】モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩<エフピー>,ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>,サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔[2.2参照]〕〔他の抗うつ剤で併用により発汗,不穏,全身痙攣,異常高熱,昏睡等の報告。モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた者に本剤を投与する場合には,少なくとも2週間の間隔をおき,本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切り替えるときは2~3日間の間隔をおくことが望ましい/主にモノアミン酸化酵素阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられる〕
うつ病・うつ状態。
初期量1日25mg,1日100mgまで漸増,2~3回分割食後経口投与。年齢・症状により適宜増減。高齢者は,初期量1日25mg,1日60mgまで漸増,2~3回分割食後経口投与。
【11.1.1】悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)〔無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる悪性症候群が発現。投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う〕【11.1.2】セロトニン症候群〔激越,錯乱,発汗,幻覚,反射亢進,ミオクロヌス,戦慄,頻脈,振戦,発熱,協調異常等が認められた場合には投与中止。水分補給等の全身管理を行う。[10.2参照]〕【11.1.3】痙攣(0.1%未満)〔[9.1.5参照]〕【11.1.4】白血球減少〔血液検査を十分に行う〕【11.1.5】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)等の重篤な皮膚障害〔発熱,紅斑,掻痒感,眼充血,口内炎等が現れた場合には投与中止〕【11.1.6】抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)〔低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム増加,高張尿,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群が発現。食欲不振,頭痛,嘔気,嘔吐,全身倦怠感等が現れた場合には電解質の測定を行う。異常が認められた場合には投与中止。水分摂取制限を行う。[9.8参照]〕【11.1.7】肝機能障害(0.1%未満),黄疸〔AST,ALT,γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.8】高血圧クリーゼ〔血圧の推移等に十分注意しながら投与。[8.6,9.1.4参照]〕
なし