ソルダクトン
Soldactone

剤型一覧

製造販売元

ファイザー

一般的名称

カンレノ酸カリウム注射用
英語:potassium canrenoate

販売名 / 薬価

ソルダクトン静注用200mg  / 352.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

200mg1管

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時8分

禁忌

【2.1】無尿又は腎不全〔腎機能を更に悪化させるおそれ。また,腎からのカリウム排泄が低下しているため,高カリウム血症を誘発又は増悪させるおそれ。[9.2.1参照]〕【2.2】腎機能の進行性悪化状態〔[9.2.2参照]〕【2.3】高カリウム血症〔高カリウム血症を増悪させるおそれ〕【2.4】エプレレノン,エサキセレノン,タクロリムスを投与中〔[10.1参照]〕【2.5】アジソン病〔アジソン病ではアルドステロン分泌低下により,カリウム排泄障害をきたしているので,高カリウム血症となるおそれ〕【2.6】本剤に過敏症の既往歴【2.7】てんかん等の痙攣性素因〔動物試験で,痙攣誘発及び異常脳波が報告〕

併用禁忌

【10.1】エプレレノン<セララ>,エサキセレノン<ミネブロ>,タクロリムス<プログラフ>〔[2.4参照]〕〔高カリウム血症が発現するおそれ/機序:相加・相乗作用による血清カリウム値の上昇〕

効能・効果

経口抗アルドステロン薬の服用困難な高アルドステロン症によると考えられる次の症状の改善/原発性アルドステロン症,心性浮腫(うっ血性心不全),肝性浮腫,開心術・開腹術時における水分・電解質代謝異常。

用法・用量

1回100~200mg,1日1~2回,(局)ブドウ糖注射液・生理食塩液・注射用水10~20mLに溶解,ゆっくり静注。症状により適宜増減。1日600mgまで,原則として投与期間2週間まで。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック〔悪心,悪寒・冷汗,発疹,呼吸困難,チアノーゼ,血圧低下等が現れた場合には直ちに投与中止。輸液,副腎皮質ホルモン製剤,昇圧剤を投与。[9.3参照]〕【11.1.2】電解質異常(高カリウム血症(4.8%),低ナトリウム血症(1.3%),高ナトリウム血症(0.1%),低クロール血症(0.3%),高クロール血症(0.1%未満)等)〔また,電解質異常に伴い,不整脈等が発現。[8.1参照]〕

投与期間制限

なし

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