テルミサルタン・ヒドロクロロチアジド配合剤(2)錠
英語:telmisartan, hydrochlorothiazide combined drug
ミコンビ配合錠BP / 59.9円
1錠
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【2.1】本剤(成分),チアジド系薬剤・その類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルフォンアミド誘導体)に過敏症の既往歴【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.3】胆汁の分泌が極めて悪い者又は重篤な肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.4】無尿又は血液透析中〔本剤の効果が期待できない。[9.2.1参照]〕【2.5】急性腎不全〔[9.2.2参照]〕【2.6】体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している者〔低ナトリウム血症,低カリウム血症等の電解質失調を悪化させるおそれ。[11.1.3参照]〕【2.7】アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病(他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の者を除く)〔[10.1参照]〕【2.8】デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中〔[10.1参照]〕
【10.1】1)アリスキレンフマル酸塩<ラジレス>(糖尿病患者に使用する場合。ただし,他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の者を除く)〔[2.7参照]〕〔非致死性脳卒中,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧のリスク増加/テルミサルタン:レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性〕2)デスモプレシン酢酸塩水和物<ミニリンメルト>(男性における夜間多尿による夜間頻尿)〔[2.8参照]〕〔低ナトリウム血症が発現するおそれ/ヒドロクロロチアジド:いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれ〕
高血圧症。
1日1回1錠,経口投与。本剤は高血圧治療の第一選択薬としての使用不可。
【11.1.1】血管浮腫〔顔面,口唇,咽頭・喉頭,舌等の腫脹を症状とする血管浮腫が現れ,喉頭浮腫等により呼吸困難を来した症例も報告〕【11.1.2】高カリウム血症【11.1.3】低ナトリウム血症〔倦怠感,食欲不振,嘔気,嘔吐,意識障害等を伴う低ナトリウム血症が発現。高齢者で現れやすい。[2.6,9.1.8参照]〕【11.1.4】腎機能障害(0.5%未満)〔急性腎障害を呈した例が報告〕【11.1.5】ショック,失神,意識消失〔冷感,嘔吐,意識消失等が現れた場合には,直ちに適切な処置を行う。[9.1.8,10.2参照]〕【11.1.6】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,ALP,LDHの上昇等の肝機能障害が発現。[8.7参照]〕【11.1.7】低血糖〔脱力感,空腹感,冷汗,手の震え,集中力低下,痙攣,意識障害等が現れた場合には投与中止。糖尿病治療中の患者で現れやすい〕【11.1.8】アナフィラキシー〔呼吸困難,血圧低下,喉頭浮腫等が症状として発現〕【11.1.9】再生不良性貧血,溶血性貧血〔[8.10参照]〕【11.1.10】間質性肺炎,肺水腫,急性呼吸窮迫症候群〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常等を伴う間質性肺炎,肺水腫が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与。また,ヒドロクロロチアジド服用後,数分から数時間以内に急性呼吸窮迫症候群が発現したとの報告〕【11.1.11】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が発現。直ちに投与中止〕【11.1.12】急性近視,閉塞隅角緑内障〔急性近視(霧視,視力低下等を含む),閉塞隅角緑内障が発現。急激な視力の低下や眼痛等の異常が認められた場合には投与中止。速やかに眼科医の診察を受けるよう患者に指導〕【11.1.13】壊死性血管炎【11.1.14】全身性紅斑性狼瘡の悪化
なし