ビダーザ
Vidaza

剤型一覧

  • ビダーザ注射用100mg

製造販売元

日本新薬

一般的名称

アザシチジン注射用
英語:azacitidine

販売名 / 薬価

ビダーザ注射用100mg  / 24,103.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

100mg1瓶

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

警告

本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設において,造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与する。また,本剤による治療開始に先立ち,患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し,同意を得てから投与を開始する

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕

効能・効果

骨髄異形成症候群。急性骨髄性白血病。

用法・用量

1日1回75mg/m2,7日間皮下注又は10分かけて点滴静注し,3週間休薬。これを1サイクルとし繰り返す。状態により適宜減量。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】骨髄抑制〔好中球減少症(発熱性好中球減少症を含む)(49.5%),血小板減少症(32.6%),白血球減少症(20%),貧血(13.7%),赤血球減少症(4.8%),リンパ球減少症(5.2%),単球減少症(1.1%),汎血球減少症(0.7%),無顆粒球症等が発現。[8.1,9.1.1参照]〕【11.1.2】感染症〔肺炎(11.7%),敗血症(4.2%)等の感染症が発現〕【11.1.3】出血(脳出血,頭蓋内出血,消化管出血(0.3%),眼出血,血尿(0.7%),処置後出血等)【11.1.4】間質性肺疾患〔異常が認められた場合には,胸部X線,胸部CT等の検査を実施。間質性肺疾患が疑われた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与。[8.3参照]〕【11.1.5】心障害〔心房細動(1.3%),心不全(0.9%)等の心障害が発現。症状や徴候がみられた場合には速やかに検査を行う。投与中止〕【11.1.6】ショック,アナフィラキシー〔バイタルサインのモニタリングや自他覚症状など観察を十分に行う。異常が認められた場合には直ちに投与中止〕【11.1.7】肝機能障害,黄疸〔ALT増加(5.2%),AST増加(4.8%),ALP増加(3.5%),血中ビリルビン増加(4.2%),γ-GTP増加(0.3%)等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.8】腎不全(0.7%),腎尿細管性アシドーシス〔腎不全,腎尿細管性アシドーシス等の腎障害が発現。[8.2参照]〕【11.1.9】低血圧〔低血圧(1.5%),起立性低血圧が発現〕【11.1.10】腫瘍崩壊症候群(0.3%)〔異常が認められた場合には,適切な処置(生理食塩液,高尿酸血症治療剤等の投与,透析等)を行う。[8.4参照]〕

投与期間制限

なし

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